『ザ・シューター』
2006年:監督/アントワーン・フークア
スティーブン・ハンター原作のボブ・リー・スワガー三部作の一作目。
国のために尽くしてきた軍人が陰謀に巻き込まれる典型的な筋書き。近年では『ジェイソン・ボーン』シリーズと酷似している。
しかし主演のマーク・ウォールバーグがシビれる!!
彼は自他共に認めるガンマニアである。特級スナイパーの設定に恥じる事のない、見事なガン・アクションを披露している。
レミントンM40
M40ベースであるM700
チェイタックM200
エース級の軍人であるだけに「サバイバル術」は国のお墨付き。
「国から死なない為の全てを教わった」とのセリフがある。
一撃必殺で狙撃するシーンはこれまで観た映画のどれよりもリアルで迫力があったように思う。
市販されるものからパイプ爆弾やナパームを創り上げたり、入局3週間の新米FBIをプロに育てるシークエンスなど、見所満載だ。
ライフルのみならずハンドガンの使い回しも上手い。
FBI御用達のグロック22、ベレッタM9等、お馴染みの銃であっても新鮮な印象を覚えた。
「ようこそペンシルバニアへ。ここは全米一銃が寛容な州だ」
そこにはガン・マニアの爺さんが居る。この爺さんのお陰で重要なヒントを得る事になる。
ガン・マニアなら是非見て欲しい一本。逆に言えばその他の人にはとっつきにくいかな。
0 件のコメント:
コメントを投稿