2012年6月7日木曜日

また逢う日まで・・・

私の世代(1967年生まれ)ではリアルタイムで覚えている訳ではないが、知らない訳でもない。
1970年代の歌謡曲は殆どが記憶にあるものだ。

「また逢う日まで」の尾崎紀世彦が5月30日に亡くなった。
名曲中の名曲でやはり阿久悠の作詞(作曲は都倉俊一)。

1970年代は色んな意味で日本が成長期にあった時代だ。
テレビ、ラジオ、映画・・・あらゆるメディアが爆発的なパワーで国民に「娯楽」を与えた。

「歌謡曲」というジャンル、今では殆ど聞かなくなったものだが、繰り返しテレビやラジオから流れる曲はそれぞれの記憶に強烈に刷り込まれた。

一つの歌を作るにも今では考えられないような労力と時間を要した。
作詞家も作曲家も歌い手も、あらゆる情熱をかけて創りだした。

作り手の情熱が大きいと、それを聞く側の琴線にも触れる。
結果として幅広い世代の人たちが、誰でもその歌を知っている・・・

それが古き良き「歌謡曲」だった。
またしても、古き良き時代の歌い手が逝ってしまった。



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