禁煙してから1ヶ月が過ぎた。
タバコを止めるには「きっかけ」が無ければなかなか難しいと思っていた。
この春の健康診断で再検査に引っかかった。
直接の原因がタバコではない「生活習慣病」である。
肝臓が「脂肪肝」、コレステロールの数値と中性脂肪が高かった。
振り返れば油モノ大好きだし、脂肪も大好きだ。
夏には毎晩毎晩、アイスクリームを食していた。実はこれが一番の原因かと。
医者からは「これを機会に禁煙しましょう」と勧められた。
勿論、食生活の見直しも進行しているが禁煙生活も1ヶ月が過ぎた。
予想していた禁断症状も無いながら、よく話に聞くような
「太る」とか「身体が軽くなる」などの症状は全く無い。
都市伝説のようなものなのか?
タバコを吸い始めたのは22歳だった。
何となく吸い始めたのだが、思えば当時はタバコ吸いには天国だった時代だ。
タバコの価格も200円が殆ど。
ちょうど外国タバコ(主にアメリカ)が自由化された時代で、LARKやKENTなど国産タバコにはないカッコ良さが憧れだった。
23歳の時、外国タバコの営業の仕事に就いた。
日本では外国タバコは各メーカーによりそれぞれの商社が会社を立ちあげて熾烈なシェア争いをしていた。
世界一のシェアを持つフィリップモリス社(LARK、Marlboroなど)は東日本が三井物産、西日本が日商岩井。
シェア2位のB&W(ブラウン&ウィリアムソン)、及び親会社のBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ);(KENT、Lucky Strikeなど)は住友商事。
シェア3位のR&Jレイノルズ(セーラムなど)は三菱商事。
自分はB&Wの営業だった。
タバコのCMも盛んな時代で、 今では考えられないほどタバコに寛容だった。
まぁ時代も時代だし、健康もそうだが410円なんて価格にはもう耐えられない。
浮いたお金でゲームソフトを買おう!
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