2015年7月31日金曜日

ストレートな感情   


 地デジで『永遠の0』を放送していた。ブルーレイは購入しているものの劇場で観て以来、久しぶりの鑑賞。

 ところでWebで「永遠の0」を検索して評価を調べると正しく「賛否両論」。

映画や小説では賛否あって当然。しかもどんな内容であっても批判する者は存在する。「永遠の0」の原作者、百田尚樹はかなり変人なので本人への批判は然るべきだが、原作にはさほど違和感は無かった。

 原作(小説)に関しては「文学とは言えない・・・」なんて批判があった。
これは完全な「妬み」からだろう。これだけ売れて話題になって映画化されたもんだから妬まれて当然。
しかも百田尚樹なんて、関西人で私世代以上なら知ってる「ラブアタック」素人なんかにここまで売れたんだから・・・

 映画に関しても、これは本作に限らないが特に戦争映画に関してよくあるケースで「戦争を美化している」的な批判。
「特攻」についても同様で、戦争を知らない世代に、負けた戦争を美化して描いている・・・

 私から言わせればエンターテイメントを何も理解していないって話。
 作り物であるからして「事実ではない」のだ。

何で素直な感情で作品を観られないのか?
「面白い」「感動した」「泣けた」
これだけで良いと思う。

戦争を美化?
戦争万歳なんて表現してないけど?

むしろ戦争を知らない世代にこそ伝えていかなければならない事だと。
尊い多くの若者が犠牲になった戦争こそ、日本人は知らなければ行けない事実なのだから。

こんなエンターテイメントが入り口でも良い。
戦争を知るきっかけになれば良いのだと思う。


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